陰嚢湿疹のかゆみ症状をフェミニーナ軟膏・ムズメンが治す理由とは？

早速ですが、金玉をぶら下げている男性諸君に質問です。

皆さんは

そいつはひょっとすると、陰嚢湿疹（いんのうしっしん）の可能性があるかもしれません。

「陰嚢湿疹（いんのうしっしん）で金玉袋が痒い！市販薬と病院での奮闘記」にも書いていますが、

僕は以前、陰嚢湿疹にがっつりかかってしまい、それはそれは苦しい毎日を送っていました。

どれくらい辛かったかというと

陰嚢湿疹（いんのうしっしん）で股間がかゆい！市販薬と病院での奮闘記

そんな負のスパイラルに対しすぐに病院で診て貰えば良かったものの、医者に金玉を診せるのが恥ずかしいと感じてしまい、しばらくは市販薬で無理やり治そうとしてた時期もありました。

■陰嚢湿疹の対処に使った市販薬4選！フェミニーナ、デリケアエムズ、ムズメンなど

陰嚢湿疹(いんのう湿疹)の市販薬おすすめ4選をご紹介【保存版】

そんな市販薬を試している時、陰嚢湿疹のかゆさに対して効いた市販薬がありました。

【第2類医薬品】フェミニーナ軟膏S 30g

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小林製薬 2013-03-31

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【第2類医薬品】ムズメン 15g

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このフェミニーナ軟膏とムズメンのおかげで、一気に金玉袋周辺の陰嚢湿疹のかゆさを治すことに成功したのです！

ただし！「陰嚢湿疹の対処に使った市販薬4選！フェミニーナ、デリケアエムズ、ムズメンなど」にも書かれているように、それはあくまでフェミニーナ軟膏とムズメンを“使用している時だけ”。

果たしてそれは何故なのか？

そこで今回は、「陰嚢湿疹のかゆみ症状をフェミニーナ軟膏・ムズメンが“一時的に”治す理由」についてまとめてみました。

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陰嚢湿疹のかゆみ症状をフェミニーナ軟膏・ムズメンが一時的に治す理由

「陰嚢湿疹の対処に使った市販薬4選！フェミニーナ、デリケアエムズ、ムズメンなど」にも述べていますが、

僕は病院へ行く決心が無かった際、何個か陰嚢湿疹に効きそうな市販薬を試しました。

効果を感じられなかった市販薬もありましたが、そんな中で陰嚢湿疹のかゆみを見事に抑えたのが「フェミニーナ軟膏」と「ムズメン」だった訳です！

ということで、以下からその理由を自分なりに述べていこうかなと思います。

陰嚢湿疹のかゆみ症状を抑えているのは、「リドカイン」！

ズバリ！フェミニーナ軟膏とムズメンだけが陰嚢湿疹のかゆみ症状を抑えたのには、

両市販薬に含まれる局所麻酔剤「リドカイン」であると推測します！

リドカインとは？

局所麻酔剤「リドカイン」とは一体なんぞや？ってことで調べてみることに。

どうやらリドカインとは

キシロカインともいう。強力な局所麻酔薬。空気中で安定で，酸，アルカリにも安定である。作用発現が迅速，確実で，作用持続時間も長く，表面麻酔作用も強く，脊髄，伝導，浸潤，表面など，各局所麻酔の麻酔薬として，各科領域で広範囲に使用される。（出典・引用元：リドカインとは – コトバンク）

とのこと。

うん、強力だってことはわかった…。

リドカインの働き

このリドカインがフェミニーナ軟膏とムズメンの両市販薬に含まれているのですが、そのリドカインはどんな働きをしてくれるのか。

なるほど、つまりはリドカインの働きが陰嚢湿疹のかゆみに対し麻酔をかけ、その結果かゆみが鎮まった訳か。

ちなみにこのリドカイン、「ムズメン│製品情報│小林製薬株式会社」と「フェミニーナ軟膏S│製品情報│小林製薬株式会社」それぞれに、1本あたり2.0g含まれています。

陰嚢湿疹のかゆみの発生をとめているのはジフェンヒドラミン塩酸塩！

また、フェミニーナ軟膏とムズメンにはもうひとつ、かゆみに対する作用を持つ成分が入っています。

ジフェンヒドラミン塩酸塩！「塩酸塩」ってもう、「山本山」みたいなノリじゃん！

ジフェンヒドラミン塩酸塩とは？

ジフェンヒドラミン塩酸塩とは、皮膚疾患に伴うアレルギー性皮膚炎など、様々な症状に対する抗ヒスタミン剤とのこと。

何回聞いても覚えにくい名前ですな…。

ジフェンヒドラミン塩酸塩の働き

ジフェンヒドラミン塩酸塩が陰嚢湿疹に対しどのような働きをするのか、それは「かゆみの発生」を抑えるということ。

あくまで“その場しのぎ”とらえた方が良いかも

フェミニーナ軟膏もムズメンも、リドカインとジフェンヒドラミン塩酸塩の働きによって一時的にかゆみ症状を抑えているだけということ。

根本的な治療という訳ではなく、あくまで使用している間、かゆさから解放されると考えるべきです。

金玉袋に塗り薬を塗りすぎることは要注意ですぞ

なお「慶應義塾大学病院 KOMPAS」に記載されているFeldmannらの報告によれば、

ヒドロコルチゾンをワセリン基剤に混合した軟膏を体の各部位に塗布したところ、経皮吸収量に大きく差があることが分かりました。前腕に塗布した場合の吸収量を１とすると、頭皮や脇の下では3.5倍、首（前）では6倍、頬では13倍、陰嚢では42倍と高い吸収率となり、逆に角層の厚い足底では吸収率が低く0.14倍、手掌では0.83倍となっています。皮膚の厚さと薬物の吸収とは対応関係があることが分かります。（出典・引用元：ぬり薬｜慶應義塾大学病院 KOMPAS）

とのこと。

つまりは、前腕に塗布した場合の塗り薬の吸収量を１とすると、陰嚢部分（つまりは金玉袋とか周辺）の薬の吸収量は42倍になるそうです。

当然かとは思いますが、あまり塗りすぎることは避けた方が良いかもしれませんぞ。

陰嚢湿疹を根本的に治すには？

じゃあ陰嚢湿疹を根本的に治すにはどうすりゃいいのさ！？ってことですが、

現在、僕はほぼ完治しています（いつ再発するか不明なので、ほぼと言ってる）。

ほぼ完治までに行った行動は、以下の通り。

フェミニーナ軟膏は男性が使用してもOK

ちなみに、フェミニーナ軟膏は女性用に販売されている塗り薬ですが、男性でも使用OK。

詳しくは「フェミニーナ軟膏って男性が使ってもいいの？→OK！その理由とは？」にまとめています。

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まとめ

色々と市販薬を試した身としては、フェミニーナ軟膏とムズメンが陰嚢湿疹のかゆみに効いた時、めちゃくちゃ感動しました。

ただ、しっかり治したいという人に関しては、

出典・引用元

ムズメン│製品情報│小林製薬株式会社

フェミニーナ軟膏S│製品情報│小林製薬株式会社