昼前に渋谷に着くと、自然とお腹が減る時がある。
渋谷バスケ通りでお店を探そうか、それとも道玄坂の吉野家か春日亭でガッツリイってしまおうか…。
そんなご飯探しを頭の中でグルグルやっているうちに、足は自然とヨシモト∞ホールの方へ。
そして∞ホールを横目に更にその先、気がついたら頭の中もお口の中も「カツ丼」になっていて、そうなってしまったら最後。
行き着く先は「かつ丼屋 瑞兆」(ずいちょう)なんだよね。
渋谷の美味しいカツ丼は、やっぱり「瑞兆」
NHK周辺に広がる神山町や宇田川町、富ヶ谷エリアを、いわゆる
「奥渋谷」「オクシブ」
なんて言ったりもするんだけど、カツ丼屋「瑞兆」はそのオクシブエリアにあるお店。
MAPで見ると、瑞兆の場所はココ!
ちなみに、油断するとお店の場所を見落としてしまうので要注意。
なお、瑞兆(ずいちょう)って言葉は、良い事が起こる前兆のことを指すんだって。
吉兆。吉事の前兆を示唆するとされる気象、品物、事象など。
食べて縁起も良くなる?良いじゃない。素敵じゃないの。
店舗はカウンター席のみ
店舗は小さく、カウンター席のみ。目の前でご主人がカツ丼を丁寧に、そしてテキパキと作ってくれるスタイルさ。
なお、暖簾が可愛いのも素敵なポイント。
さぁ、尋常に勝負!!
メニューは2つのみ!
席に着くとわかるのだが、とにかく「ライブ感」がすごい。
食のライブハウスと言っても良いかもしれない。いや、ちょっとカッコつけて言い過ぎたごめんなさい。
席に着くなり、店員さんがご飯の量を聞いてくる。
一見さんなら「ん?まだ何も頼んでないけど?」となるかもしれない。
それでも店員さんはキラキラした瞳で答えを待っている。
そう、瑞兆はメニューが2つしかないのだ。
メニューはA3ほどのヴィンテージ感漂う紙に
「かつ丼 ¥1,000円」
「ビール(中) ¥500円」
と書かれただけ。
この「カツ丼一筋職人」感がバンバン伝わってくる感じ、実に気持ち良い。
「ご主人!俺をカツにしても良いんだから!!」て言いたいぐらい。
シンプルこそ最強である
注文すると、しばらくしてお吸い物とお漬物がくる。
そして待つこと数分。
久しぶりにご対面。
見て欲しい、これが瑞兆のカツ丼だ!!
この「カツ丼チラリズム」…!!“見せすぎず、魅せる”というべきか!
全貌が見えそうで見えないという点においては根本はるみのグラビアに通ずるものがあるかもしれない!!
そして、既にお気づきな方もいるかもしれないが、瑞兆のカツ丼は下から
ご飯→卵→カツ→タレとなっている。
卵でとじているわけではないので、カツのサクサクもしっかりと味わうことができるのだ。
そして全貌がこちら。
俺は感じるぞ、卵が喜んでいる姿、感じるぞ。
そして、肉の断面を覗いてみる。
端っこ部分は脂身と赤身の部分が4:6ぐらいであろうか。
見た目から既にとろけそうだ。
映画「マスク」で初めてキャメロン・ディアスを見た時くらい、俺は今とろけそうだ。
なお、キャメロン・ディアスにとろけたい人はこちら↓↓↓
食べた先に見える景色とは
さぁ、見た目の話は終わったところで、いざ実食と参ろうではないか。
既に俺は口元がニヤケているし、カメラでは捉えられないスピードで体ごと貧乏ゆすりしていたせいか、ブレている。
では…
ではでは…
“銀歯全見せ”でいただきます!!!
母ちゃん!今はしっかり歯磨いてるよ!!
………………
……………………
ん…?
んんん!!??
んんんんんんん!!!!!??????
んんんんんんまいっっ!!!!
うんまいっっ!!!
うまい!!!
食べ始めはカツのサクサク感があって口内を軽く刺激!
その後、甘さと深さを兼ね揃えたタレが口内に広がり、その香りは鼻を通る!
そして噛み始めた途端、肉汁が口いっぱいにジュワ〜と広がるではありませんか!
おかげ様で元の顔の原型を失っております!
マキバオーの観客みたいな顔になっちゃっちゃっちゃてる!!!
まとめ
結局何が言いたいかといいうと、渋谷で腹が空いたら瑞兆を思い出して欲しいってこと。
個人的に気になったのは、女性のお客さんも多かったこと。
カウンターのみだし店内もキレイだから入りやすいのかもね。
たまにはさ、カロリーだの炭水化物だのフルシカトして、ガッツリいっちゃおうぜ。