【レビュー】SONYマイク『ECM-B10』をSONY α7Ⅳに使った感想

まさき
まさき

早速結論


SONY α7ⅣのYouTube撮影・仕事での撮影用として、SONYマイク『ECM-B10』を購入。


正直な感想としては、本当に買ってよかった。


今まではRODEの神コスパマイク『VideoMicro』を使っていたが、SONYマイク『ECM-B10』に乗り換えたところ、

  • 驚くほど収録音声がクリアになった
  • 指向性の切り替えがとにかく便利
  • ノイズキャンセリングが圧倒的に良い

など、とにかくメリットが盛りだくさんだったので、この記事ではSONYマイク『ECM-B10』のレビューをしていく。

SONYマイク『ECM-B10』のスペック・重さ・価格


まずはSONYマイク『ECM-B10』の基本的な情報。

SONYマイク『ECM-B10』仕様
  • 最大外形寸法(約):幅 27.4 mm x 高さ 81.7 mm x 奥行き 79.3 mm
    (ウインドスクリーン、突起部を除く)
  • 重さ(約):72 g(本体のみ)
  • 使用温度:0 ℃ – +40 ℃
  • 保存温度:-20 ℃ – +55 ℃
  • モノラル / ステレオ:モノラル
  • 指向性:鋭指向性/単一指向性/全指向性 (切替)
  • 周波数特性:40Hz -20000Hz
  • 希望小売価格:34,100円(税込)


同じようなSONYマイクで、大人気の『ECM-B1M』があるが、それよりも安くコンパクトで軽くなり、それでいてマイク性能も素人目ではあまり変わらないので、購入に至った。

嬉しいウインドスクリーン・ポーチ付き


地味に買って嬉しかったのが、専用ポーチがついていたこと。持ち運びに便利だし、ウインドスクリーンも付いてきたので外での撮影もガシガシ使えるのがありがたい。

SONYマイク『ECM-B10』のおすすめポイント・メリット



実際にSONYマイク『ECM-B10』を使って感じた、おすすめポイント・メリットを紹介。

とにかくコンパクト!RODEのVideoMicroよりも良い意味で存在感がなくなった



SONYマイク『ECM-B10』を買ってよかった点の一つは、やはり本体のコンパクトさ。


ウインドスクリーンを付けてもマイクの存在感がそこまで鬱陶しく感じないのが自分にとってメリットだった。


RODEのVideoMicroはウインドスクリーンがとてもデカいので、外で撮る時は結構人の目が気になった。笑

バッテリーレス・ケーブルレスがとにかく楽。バリアングルモニターを干渉しない



SONYマイク『ECM-B10』はRODEのVideoMicroと違い、ケーブルレス。

SONY α7Ⅳのバリアングルモニターで自撮りで撮ろうとする際に、マイクのケーブルが干渉する事がなくなった。


SONYカメラの共通インターフェースであるマルチインターフェースシューに対応しているので、マイク自体のバッテリーも必要なし。とにかく使いやすい。

指向性の切り替えがとにかく便利


SONYマイク『ECM-B10』は

  • 鋭指向性:周囲の音を抑え、カメラ正面の音を強調して収録
  • 単一指向性:背後の音は抑えつつ、前方の音を幅広く収録
  • 全指向性:すべての方向に等しく感度を保つ


の3つの指向性の切り替えが可能。これが本当に素晴らしい。

参考引用元:ECM-B10 特長 : その他の特長 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

ノイズキャンセリングが凄い!RODE VideoMicroよりも超鮮明に録音


自分がSONYマイク『ECM-B10』を使う時に操作するのは、画像右上の指向性の切り替えと真ん中左・フィルターの切り替え、そして真ん中右のATTという録音の大きさの切り替えのみ。


指向性は先ほど話したので割愛するが、特に驚いたのはフィルター切り替えのノイズキャンセリング(一番上のNC)。


細かなノイズ(エアコンの音や風の音、周りの話し声などなど)を徹底的に除去し、自分の話し声だけクリアに拾ってくれる。

これにより、今まで以上に自分のYouTubeの撮影の音質が向上した。


どれほど凄いかはRODE VideoMicroとの比較動画の後半に上げているので、ぜひ参考になれば幸いである。


SONYマイク『ECM-B10』の気になる点


だいぶ褒めすぎたので、最後は実際に使ってみて感じた気になる点をご紹介。

ウインドスクリーンを付けると指向性の切り替えに若干被る


本当にちょっとした点なのだが、ウインドスクリーンを付けると指向性の切り替えやデジタル/アナログの切り替えスイッチに毛が被る。


ただ使い勝手が悪くなるほどではない。本当に粗探しの感覚であげるとするならば…くらいの感覚だ。笑

ホットシュー装着時がキツい


本当に気になる点としたらコチラ。


マルチインターフェースシューにSONYマイク『ECM-B10』を差し込んで装着する際、機器によって違いはあるのかもしれないが、SONY α7Ⅳの場合、だいぶ抜き差しがキツい。


結構力を入れないと奥まで差し込めないので、抜き差しする際は壊れてしまわないかちょっと心配になるレベルだ。


まぁケーブルレスだからこそしっかり差し込めるように設計しているのか…だとしてもキツめに感じるけど。笑

まとめ



今回はセール時に購入できたこともあり、定価3万円台のところを2万中盤くらいで買えた。


Amazonなどで見ると、だいぶ安くなっている時期が多い印象を受けるので、ぜひ興味を持っている人は検討してみては?


かなり良い買い物になると思う。

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