どうも、まさきです
SONY α7Ⅲから後継機のSONY α7Ⅳに買い替えて半年以上経ったので、この記事では
- SONY α7Ⅳの基本的な機能・SONY α7Ⅲとの簡単な比較
- SONY α7Ⅳの代表的な特徴
- SONY α7Ⅳの使って良かった点
- SONY α7Ⅳの気になる点・デメリット
を中心にレビューをご紹介します。
SONY α7ⅣとSONY α7Ⅲとの簡単な比較・代表的な機能
SONY α7ⅢとSONY α7Ⅳの違いは細かくいうと様々ですが、主に違うポイントとしては以下になります。
カメラ | SONY α7Ⅲ | SONY α7Ⅳ |
センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
価格(新品) | 約25万円 | 約30万円 |
有効画素数 | 2420万画素 | 3300万画素 |
動画記録 | 4K撮影|24pまで 動画記録|8bit対応 | 4K撮影|60pまで(1.5クロップ) 動画記録|10bit対応 |
クリエイティブルック | なし | あり |
アクティブ手ぶれ補正 | なし | あり |
美肌効果 | なし | あり |
モニター | チルトモニター | バリアングルモニター |
設定方法 | 写真と動画共通 | 写真・動画を独立して設定 |
SONY α7ⅣはSONY α7Ⅲの後継器に当たるので、当然スペックは高くなっています。
特に有効画素数が1000万画素ほど上がったこと、4K撮影60pまで可能、バリアングルモニターなども考えると、SONY α7Ⅳは写真と動画を両方チャレンジしてみたい人にとっては最高におすすめできるカメラじゃないかなと。
SONY α7Ⅳのボディも進化している
上記に挙げた機能だけでなく、例えばSONY α7ⅣのグリップはSONY α7Ⅲよりも深くなっており、非常に持ちやすくなっています。
また、カードスロットに関してもSDカード2スロットだけだったのが、SONY α7ⅣではCF Express+SDの2セットに進化。
ストラップの三角リングはSONY α7Ⅲだと動く際にカチャカチャ音が出てしまいがちでしたが、SONY α7Ⅳではそれも解決しています。
SONY α7Ⅳの使って良かった点
使ってみてよりわかる、良さ
実際にSONY α7Ⅳを使ってみて良かったなと思える点をいくつかご紹介します。
有効画素数3300万画素→余裕でトリミングできる
SONY α7Ⅲと比べてSONY α7Ⅳは有効画素数が3300万画素と、1000万画素ほど向上したので、若干引きの写真を撮って編集する際にトリミングをしたとしても、かなり綺麗に切り取れる印象を受けました。
クリエイティブルックが想像以上に最高→撮って出しでも綺麗
SONY α7Ⅳにはクリエイティブルックという機能が付いています。超簡単にいうとSONY α7Ⅳ側で様々な色味・彩度を決めてくれる機能。カメラ任せでエモい写真を撮れちゃうわけです。
カメラ初心者の人にとってもレタッチを最初からお任せできるので、おすすめかもしれません。
写真・動画の設定が独立しているので切り替えがラク
SONY α7Ⅳから写真は写真の設定、動画は動画の設定と、独立してそれぞれの設定をすることが可能に。
これが遊びでも仕事でも大活躍!『ここは写真で!』『ここは動画で!』と思い立ったらスグにそれぞれ自分の設定に切り替えられるので、わざわざ設定をし直す必要がなくなりました。
まさに写真も動画も楽しみたい人にとっては最高の使い勝手だと思います。
4Kでスローが撮れる/10bit撮影で色鮮やかに
また、SONY α7Ⅳでは1.5倍クロップがかかるものの、4K60pで撮影が可能に。これによってスローモーションでの4K映像も撮影できます。
さらに10bitの撮影もできるので、SONY α7Ⅲの8bit撮影よりもより豊かな表現が可能になっています。
バリアングルモニターで自撮り→YouTube撮影がめっちゃ楽に
僕はYouTubeもやっているのですが、今まで使っていたSONY α7Ⅲだとチルト式モニターであったため、撮影中にどんな画角になっているか、ピントが合っているかなどの確認ができませんでした。
しかしSONY α7Ⅳはバリアングルモニターなので、クルッと自分側にモニターを回せば自分で画角を確認しながら撮影が可能に。
YouTubeをやっている身としては、この機能の違いはとても嬉しいです。
撮影現場も十分に戦える”αシリーズ新基準”のカメラ
SONY α7Ⅳは他のαシリーズを継承した新基準のラインナップカメラ。
ハイエンドモデルであるα1のエンジンも採用しており、動画も写真も良いトコ取りしている高バランスカメラだと思います。
SONY α7Ⅲだとセミプロ機とはいえ仕事で扱うには少し心細かったのですが、SONY α7Ⅳは撮影案件・現場によっては十分に戦える機器だなと思います。
ピクチャープロファイル「S-Cinetone」が良い
動画撮影をする際、編集時に色をつけたいのでlog撮影をするのですが、SONY α7Ⅳのピクチャープロファイルには「S-Cinetone」というシネマティックな表現を実現するルックが使えます。
CineAltaカメラ VENICEの開発を通じて得られた知見を基に作られ、人の肌を描写する際に使われる中間色の表現力をアップしたそうで、これで10bitの撮影をすればかなり色の表現の幅が広がりました。
SONY α7Ⅳの気になる点・デメリット
良いところばかり紹介したので、次はSONY α7Ⅳを使ってみて感じた気になる点・デメリットをご紹介。
正直いうと、デメリットは今のところほとんどないです。笑
4K60pの1.5倍クロップはちょっと残念…
どうせ4K60pで撮影ができるのであれば、1.5倍クロップされてしまうのは何とかして欲しかった…!
これは実際に動画を撮ってみた上で、『やっぱり』と感じた点ですね…。
30mmで撮ろうとしても45mm換算になってしまうわけですから、慣れたとはいえ。
4K120pも欲しかった
実際に使うかは別として、できれば4K120pでの撮影もできたら嬉しかったです。
ものによっては120pを使いたいな〜と思う場面がいくつかあったので。
まとめ:SONY α7Ⅳ、本当に買ってよかったぜ
本体価格が大体30万円なわけですから、決して安い買い物ではなく、購入に至るまで随分と悩みましたが、やはり買ってよかったよ、SONY α7Ⅳ。
今現在SONY α7Ⅲを持ってて、SONY α7Ⅲでは限界を感じている、でもSONY α7Ⅳ欲しいし、ちょっと高いけど、買えなくもない…そんな人はスグにでも買って良いのでは?
そう思えるほどおすすめできるカメラかなと思います!